高速道路のトンネル内の照明がオレンジの理由って?

高速道路のトンネル内の照明には白色光もまれにありますが、ほとんどがオレンジ色が使われています。

 

これには主に2つの理由があります。

 

1つ目は、コストの問題です。オレンジ色の照明には、ガラス管にナトリウムの蒸気を入れ、電気を通して熱することで光を生じさせる低圧ナトリウムランプを使用されています。普通の白色の蛍光灯や水銀のランプを使用するより消費電力が少なく、寿命が長いためコストを大幅に抑えられるという特徴があります。

 

2つ目は、こちらは安全性を考えての理由です。人が認識できる可視光線のうち、光の波長が最も長いのが赤色系の色です。波長の長い色を使うことで、空気中の塵など不純物の粒子にぶつかって散乱し、物が見えにくくなるなどの視界不良を避けられるのです。天井がなく空気が循環する通常の道路上と違い、閉塞した空間では空気がよどみ、流れていかないので、波長の短い青系に近い白色では煙ったように視界が濁り、非常に危険なのです。

 

しかし、赤系の光を使うと赤系の色が見えにくくなり非常時に瞬時に視界に入るべき消火器の色が違って見えてしまうという問題があるため、消火器の色を蛍光色の赤色に塗ることで気づきやすくするという工夫がされています。

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